NHKのふるさと納税の番組をみていたら、世田谷区で住民税が減って、行政サービスが維持できなるなる心配をしているといっていました。
番組のあとで調べてみたら、2018年度には16億5千万円の減収だそうです。世田谷区の予算は1200億円くらいだそうですから、たしかに多い。
ネットで調べると、ふるさと納税による減収は地方交付税である程度補てんされるそうですが、東京23区は地方交付税の対象になっていないのだそうです。ということは、減収がストレートに響くわけです。
世田谷区では対策として、返礼品のない寄付を募っています。この寄付は世田谷区民でも申し込むことができて、税金の控除もうけれます。7つの項目から寄付したいものを選ぶのですが、「児童養護施設をでた若者の支援」に2000万円以上寄付が集まっているそうです。
ふるさと納税ができて10年。ふるさと納税の税収で地方では高齢者サービスや保育サービスが維持されているところもでてきているので、安易にやめるわけにもいかない。そんな状況で世田谷区の「寄付本来の趣旨にたちかえる」活動は、すごくいいなと思いました。
ふるさとチョイスの世田谷区のページで、右上「お礼の品」不要の寄付をするを選ぶことで寄付ができます。
自分のところの自治体に問題がでていないか、ちょっと振り返るのが大事だなって思いました。
ちなみに、私の自治体は・・・・ふるさと納税で税収増えていました(^^;)